一番効く広告とは?「TVCM」です

プロモーション

一番効果がでる広告はなんですか?と聞かれて、「TVCM」と答えない広告代理店はいません。それだけ結果がでる広告であり、広告の王様です。

その分多額な予算が必要となります、というイメージが先行していますが関東や関西エリアだとその通り。地方のTVCMだとそうでもないです。

rag
rag

年商10億の広告屋です。小規模ビジネス・副業向けのマーケティングを発信します。(ragをクリックで自己紹介に飛びます)

マーケティングプロをフォローする

そもそもCMがなぜ効くか

広告は大きく分けると「CM」か「グラフィック広告」の2種類です。グラフィック広告は店頭や交通広告のポスター、新聞、チラシ、バナー広告など静止画ベースの広告です。

グラフィック広告は正確に情報を伝えることに特化しており、既にニーズのある検討層と顕在層に響かせやすい。一方「動き」と「音」でアピールできるCMは、「目と耳」に訴求できるので、CMは潜在層まで気づきを与えられます

CMで認知してもらい、グラフィック広告であいまいだった情報をしっかり伝えるという流れが一番効果が出る方法になります。広告用語で「クロスメディア戦略」ともいわれます。

TVCMの種類

TVCMはスポットCMとタイムCMの2種類あります。

スポットCM
短期集中のTVCM。期間と予算を自由に決めることができますが効果を出すなら期間は最大1ヵ月(2週間が一番おすすめ)。商品発売日とかイベント告知に行うことが多いですね。

タイムCM
番組のスポンサーになってその番組の途中でCMを出稿する方法です。1番組3ヵ月以上の契約期間になるので、長期的かつターゲットにあてたTVCMの出稿方法になります。価格は1ヶ月あたり50万円〜数千万円以上と番組次第です。

スポットCMは「単価」でいうとすべての広告の中で一番安い。関東でTVCMを行ったとして、個人視聴率が1%の番組にCMが流れたら43万人が見たという計算になります。関東のTV局だったら1%はたった15万円~で購入できます

15万円で43万人に広告ができる、というのはとんでもない数字です。YouTubeで43万再生を”広告”で出すとしたら50~86万円雑誌もどんなに安くても30万円からです。

テレビは視聴人口の高齢化、テレビ離れ、色々なネガティブ要素はあるものの、”リーチ力”という点では最も効率的なメディアです。クリエイティブさえよければ反応が一番でます。

TVCMの予算いくら用意するべき?

ハーバード・E・クラグマンの「スリーヒット理論」という理論から予算を決める必要があります。「CMというのは3回見てもらうことで”認知”される」という理論。

Webの台頭で比較検討が容易になった現代では、広告は3回見られて認知、7回見られて購買行動が発生する。というのが基本的なマーケティング理論。

関東でスポットCMで”認知してもらう”ように行うなら、視聴率1%を購入するのに15万円ぐらいで、3回以上見てもらうのに300%ほど視聴率を買う必要があるわけです。必要予算は4,500万円以上になります。

これがゲーム会社やアプリのDLを目的とするともっと大変。700%以上を買わないとDLなどの購買行動に至ってくれないので1億円以上の広告予算が必要になると。

タイムCMは、前述の通り、1ヶ月あたり50万円〜数千万円以上と番組次第です。

TVCMはエリアが異なれば予算も変わります

スポットCMは月予算で関東だと4,500万円程度。しかし人口によって金額は下がりますので北海道だと500万円、新潟だと100万円程度人口がそのまま予算になると思っていただくとわかりやすいと思います。

タイムCMも関東だと数千万円/月レベルですが地方だと100~150万円/月程度で19-23時のプライム帯の番組提供ができたりします。最安値で30万/月程度。

あなたの商品がエリア性がないものであれば地方でのTVCMは可能。例えばゲームとかECサイトなどネット販売。経費精算ソフトなどの業務改善系や、顧客管理システムなどのCRM系などのBtoB系も地方では結構展開されています。

TVCM、是非検討してみてください。

タイトルとURLをコピーしました