広告制作の基礎と流れ

クリエイティブ

広告で顧客を見つけたいですよね。

しかし広告は普通に作っても、ほとんどは見逃されてしまい、Webサイトにきてくれても直帰されてしまいます。

なぜ見逃されてしまうか。それは簡単なことで、広告の作り方をわかっていないからです。明確に理論がありますので今日から自分でも作れますし、デザインの良し悪しはそれほど関係ない。

広告の基礎を理解し、広告代理店以上の広告を作りましょう。

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広告の基礎

広告で重要なことは「だれに」「なにを」「どのように」伝えるか。

広告代理店が広告を作るときには「クリエイティブディレクター」が方向性を定めて「コピーライター」に伝え、コピーライターからいい言葉が出てきてから「デザイナー」がデザインに着手します。

いいかえるとクリエイティブディレクターが「だれに」「なにを」をまとめ、コピーライターが「なにを」「どのように」を考え、デザイナーが広告にまとめます。

スタートしてはコピーライターで十分です。クリエイティブディレクターはコピーライター出身者が多く、バナーやポスターぐらいでしたらコピーライターはクリエイティブディレクターと同じようなことができます。

次の項目から具体例です。

「言葉の作り方」の例1

広告の具体例。このサイトをバナーにするとこのようなイメージ。


「だれに」「なにを」「どのようにいうか」で考えてみます。「フリーランス」に「マーケティングを伝えるメディア」を伝えたい。

キャッチコピー(営業活動で疲弊してませんか?)で”目をキャッチ(キャッチコピーだけに)”し、キャッチコピーの意味をリードコピーで説明(顧客獲得自動化)。最終的にはロゴで商品性を説明します。

キャッチコピーがあることでイラストをいれれて、デザイン化できました。デザイナーだけにお願いすると左になりがちなので、うまくコピーライターを使うことで面白味のある広告になっていきます。

「言葉の作り方」の例2

クルマで走っているとよく見るあのインプラントの広告。

「インプラントの広告」であって歯医者としての差別化がないので本末転倒な広告です。これをしっかり「だれに」「なにを」「どのようにいうか」で考えるとこうなります。

「インプラント検討者」に「痛そう、時間がかかりそう」というのを払拭させるための広告になります。○○歯科なら10分で痛くない施術をしてくれるというイメージにつながります。

クルマから見るぶんにはこの言葉量が限界ですが、電車内の看板や雑誌のような文字まで読んでくれそうな媒体の場合は「キャッチコピー」をつけてあげれます。

デザインとキャッチコピーで「ん?インプラント?」と目を惹きます。「1本10分で痛くない」をタグライン(ロゴの上の言葉)にすることで、より「1本10分で痛くない」が際立つようになります。

企画とコピーはコピーライターに

キャッチコピーとコンセプトから広告が生まれていきます。

広告制作を発注する際は、商品の特徴となにを伝えたいかをコピーライターに伝えれば作ってくれます。ここで間違ってもデザイナーに発注してはいけません。

言葉がないと広告は機能しません。(有名なフランスのハイブランドは別です)

上記のように一言追加するだけでブランディングに変わります。フリー素材に言葉を入れただけですが、スポーツウェアのサイトから”軽いスポーツウエア”のウェブサイトぽくなったと思います。

まずはコピーライターに言葉をつくってもらい、言葉と素材をデザイナーに渡すと良い広告が作れますので実践してみてください。

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