タグライン(ロゴの上にある言葉)とキャッチコピーは、広告の中でも一番重要といっても過言ではありません。ただ商品(企業)のコンセプトを羅列しても人は見てくれませんので、記憶に残すには目を惹いた上で、コンセプトを適切に伝える必要があります。
そもそものコピーの役割について
コピーは4種類あります。重要な順から、タグライン、キャッチコピー、リードコピー、ボディコピー。
タグライン
ロゴの上にある言葉。その商品のコンセプトだったり、何者か、どういうビジョンか、を示すコピーになります。このサイト(マーケティングプロ)でいうとロゴに入っている「小規模・副業のためのマーケティングメディア」がタグラインにあたります。
キャッチコピー
文字通り”目をキャッチするためのコピー”です。タグラインや説明文を読ませるために引き込む言葉である必要があります。インパクトのある言葉だったり好感や共感、感情に訴えるキャッチコピーが必要です。
リードコピー
キャッチコピーとボディーコピーの橋渡しをする文章。キャッチコピーを説明する文章になることも多い。タグラインがないものはリードコピーをタグライン代わりにすることもあります。
ボディコピー
説明の文章です。エモーショナルに余韻を感じさせつつしっかりセールスするコピーです。ECサイトだと一番重要になってきます。
広告の作り方は「キャッチコピーで目を惹き、タグラインで商品性を理解させる」というのが一連の流れ。
クルマで運転中に見る看板は当てはまりませんが、CMでもポスターでも基本的にはこの流れは変わりません。
コピーは、「だれ」に「なに」を「どのように」伝えるか。
コピーをつくるときは「だれに」「なにを伝えたいか」を考え、「どのように」表現をするかを考えます。
このサイトでいえば、「フリーランス・副業・小規模の社長やマーケティング責任者」に「小規模・副業の方に大企業が行う広告を知って欲しい」ということ。
それをタグラインで表すと「小規模・副業向けマーケティングメディア」になりました。タグラインはひねる必要はありません。商品性かコンセプトか会社のビジョンをいれてください。
例
・ニトリ(コンセプト):お、値段以上。
・ユニクロ(商品性):Life Wear.
・マスターカード(商品性):お金では買えない価値がある。買えるものはマスターカードで。
・ナイキ(ビジョン):JUST DO IT.
・タクシーGO(商品性):タクシーアプリなら
マスターカードのCMを思い出してもらいたいんですが、「○○、Priceless.」というキャッチコピー、「お金では買えない価値がある。買えるものはマスターカードで。」というタグラインで落とします。
キャッチコピーをつくるにはタグラインをどのように一般向けに変換するか。ってことで実例をつくってみます。
マーケティングプロで実例
「だれに」「なにを」「どのように」を例を出すとこんな感じなります。
「フリーランス」に「マーケティングメディア」があるぞというのが伝えたいこと。
それを「どのように」いうか。「営業活動で疲弊してませんか?疲弊しているならマーケティングプロでマーケティングを学びませんか?」ということにしました。なのでデザインも悩んでる人をイラストで追加した形。
左のようなロゴだけで広告を行っても反響はまず獲れない。
よくある広告でもう少し例を出すと「インプラント ○○歯科」という広告がかなり多いですが第一人者感が伝わらないと売り上げには直結しません。競合と差別化できておらず「○○歯科」の広告にはなっていないからです。
コピーは思っている10倍、めちゃくちゃ大事です
デザインのよさよりも”言葉”が重要です。広告代理店が、広告を企画するときは必ず”言葉”から開発をし、それらをデザインでどう表現するかを考えます。
デザインにこだわりがちになってしまいますが、コンセプトとキャッチコピーをしっかり設定をしていないと”デザイン迷子”になるので言葉から開発しましょう。
「どのように」は無限にやり方があります。結構難しくてデザイナーでは作れない。広告代理店かコピーライターでないと作れないのでクラウドソーシングサービスで募集するのがおすすめです。
(PR)キャッチコピーの作成をどこにお願いするか
やっぱり広告代理店やプロダクションなどのキャッチコピーは結構な値段がします。キャッチコピーは5~10万程度、タグラインになると10~30万円とか普通にかかります。
小規模だとそこまでの予算をつかうのは厳しいので、僕のような広告代理店でも使ったことがあるクラウドソーシングサービスを紹介します。
登録ID数25万人を超えるクラウドソーシング型ビジネスマッチングサービス。強みは発注者(クライアント様)共にシステム手数料は業界最安値であること。依頼料金以外、一切費用が掛かりません。
フリーランスの方の本業、会社員の副業の方がいたり、広告代理店の発注でもクオリティは悪くありません。
クラウドソーシングはコンペ形式で依頼をできますので、例えばキャッチコピーを依頼すると複数の人からキャッチコピー案がきてそこから選ぶことができます。すべて不採用でもペナルティはないので広告作りには使いやすいサービスですし、なにより複数人から案をいただけます。
クラウドソーシングサービスを是非使ってみてください。