クリエイター系フリーランス、案件0を乗り切るロードマップ

コンサルティング


デザイナーやコピーライター、動画編集、オウンドメディアのWebライターなど「広告市場」でのクリエイターがフリーランスをしていくロードマップをお伝えします。クリエイターは基本的には受注型ですのでお問合せを貰わなければなりません。

キレイ事はいいません。仕事をとれた方法だけいいます。

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飛び込み営業は仕事はとれないと思っていい

フリーランスをはじめるにあたって、前職からそのままクライアントを持って独立できればベスト。複数のクライアントを抱えてビジネスを安定させることが重要です。

それだけうまくいくひとも少ないので、新規営業をしなければなりませんが新規営業の際にしないほうがいいことを発表します。

”よくある新規営業をしないでください”。電話をひたすらかけ続ける通称「ガラ回し」や飛び込み営業の事です。決定権者にはほぼたどり着けませんのでやるだけ無駄です。

そもそも営業マンが独立するのと訳が違って、クリエイター系の職種の人は(はっきり言いますが)営業に向いていません。

広告枠の営業でしたら売りやすいですが、クリエイターは商材が決まってなく実績ベースで判断されますし、クリエイターは飽和しているので大きな実績でもない限り案件がもらえません。

広告市場ではクリエイターも広告代理店も飽和しきっています。その中で僕のような無名の広告代理店がどう仕事をとっているか。仕事をもらう方法は”紹介で知り合い、飲みにいって仲良くなる”。それだけです。

集客方法は3パターン

紹介で知り合い、仲良くなる。それができない案件ゼロのときの集客パターンは3つ。

①WebサイトやSNSでの情報発信
②営業代行を使うorDMを送る
③決定権者に直接アプローチ

①WebサイトやSNSでの情報発信
競合となにが違うのかコンセプトをハッキリさせて情報を発信していきましょう。金額は明確な差別ポイントと思われがちですが競合も金額を合わせられますので差別化できません。もっと安くやりたいならクラウドソーシングを使います。

「納期の順守率100%のデザイナー」とか「電話連絡どんとこいの動画編集マン」、などなど納期が守れないとか連絡が繋がりにくいなどクライアントが感じてそうな課題でコンセプトを作ってもいいでしょう。

②営業代行を使うorDMを送る
サブスクリプション型や成果型のサービスがあるときは営業代行orDMはオススメ。どちらも見込み客に対してクロージングだけすればいいので時間があまりかかりません。しかも決定権者が見て連絡をくれるケースが多い。

クリエイターのサブスクリプション型や成果型のサービスについては後述します。

③決定権者に直接アプローチ
生活が安定するぐらいの仕事を発注してくれる会社はこういう仕事の取り方をしないといけませんがほとんどの場合でうまくいきません。
・メールアドレスを予測してメールをする
 →アットマーク以降は会社ホームページと同じなのでアットマーク前を名前を入れて仕事くださいとメールしてみる方法。
・電話掛けで無理やり社長に繋いでもらう

正直にいうと、紹介や口コミで仕事を貰っていけないとフリーランスでは食べていけないです。それでも最初期に戦う方法として一番簡単で確度が高い営業代行を使う方法をお伝えします。

コンセプトを作ってサブスクリプション型

クリエイターは単発で仕事をまずは受けて、その仕事でクオリティを信用してもらって、次回以降も仕事をもらう、というのが王道だと思いますが現実はそう甘くない。

広告代理店やクライアントは、そもそも主要な取引先があって、隙間の仕事を発注するというのがフリーランスの使い方です。

なので単発の仕事を受け続けてても「安く、納期が短い」仕事に疲弊することが多い。だから紹介で出会って仲良くなり案件をもらう必要があるんですが、案件0のときはそうもいかない。

サブスクリプション型のビジネスを開発して営業代行を使いましょう。おいおいサブスクリプション型!?そんなの無理!・・・いえいえサービスは言い方とコンセプト次第です。

例えばWEBサイト制作のフリーランスなら。制作費は無料でサーバー・ドメイン費込、日々の軽微な修正も含めて月額1~3万円のサブスクサービスなど考えられます。クライアントは1サイトあたり30~150万円の制作をを削減できるので双方にメリットがでます。

デザイナーなら。制作物3点/月で月額15万円のサービスなど。複数の地方に展開している不動産会社なら毎月チラシを行うケースが多いので、こちらもメリットが出ます。

営業代行は1案件発生ごとの課金。大体相場は1万円ぐらいです。

大きく稼ぐには成果型も挟む

サブスクリプション型で収入安定ができたあとの次のパターン。成果型を作りましょう。

例えばWEBサイト制作のフリーランスなら。制作費・月額も完全無料のECサイトで1購入あたり2,000円のサービスなど。ECサイトを作るならGoogleアナリティクスなどの計測ツールを入れれますし、こういうサービスならクライアントと二人三脚でしっかり頑張っていけますよね。

SNS運用代行ならいいね×100円とか、成果型もサブスク型も色々やりようを考えることができます。

僕の場合、ECサイトで2年間の契約で成果型で制作した時はあまり大きな利益にはならずでした。制作を外注したのもありますが、まあ赤字ではないしいいか・・・ぐらいの売上でした。

ロードマップまとめ

紹介や既存顧客で稼げているならそれを進めてください。正直なところコンセプトを作って売り歩いても結局は既存の協力会社との取引から乗り換えさせるなんて中々難しいです。

案件がゼロのときはサブスクリプション型が収益の柱を作り、成果型で大きく稼ぐ。コンセプトで商品性を作るとDMや営業代行で案件をつくることができるようになります。

BtoBで本気で売上を作りたい・会社を作りたいという場合は紹介で知り合って仕事をもらうのがめちゃくちゃ大事。紹介の時点でクオリティは紹介者に担保されてますしね。

フリーランスをやってる方ならわかってもらえると思いますが、正直フリーランスはサラリーマンよりもコミュ力が重要になりますし、会食が増えますよね。実力だけで仕事をとれるほど世の中甘くない。

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